いざブログを書こうと思ってもどこから手を付ければいいのか・・・
という初心者さんや
記事作成の流れ、これでいいのか自信がない。
という方に、実際に私がブログを書くときの手順をまとめてみました。
収益化ブログは、正しい手順・おさえるべきポイントを知らないままがむしゃらに記事数だけ増やしていっても残念ながら稼げるようにはなりません。
私もわからないなりに1年間試行錯誤しながらやってきたブログ作成の手順。
これが正解とは全く思ってませんが、自分自身初心者だったときに「収益を出しているブロガーさんがどういう流れで書いてるのか知りたい」と思ったので、どなたかの参考になれば・・・
ちなみに私は
・雑記ブログ
・SEO集客
・アフィリエイト(主に物販)
で月7万円稼げるようになった、そのへんにいる専業主婦です。
収益化ブログにもいろんな手法があるので、アドセンスブログ、特化ブログの方には当てはまらない点が多いとは思いますが、有料教材やノウハウなど変わった手法は何もとっていない基本的な記事の書き方として応用してもらえるかと思います。
ブログを書く手順①【準備】
ブログを書くときにいきなりWordPress投稿画面を開いても稼げる記事は書けません!
ひとつずつ説明していきます
自分だけの価値提供ができるネタを考える
なんとなく「こんなこと書こうかな」「これなら書けそう」と思うことがあるかもしれません。
まず最初に考えたいのは、その内容は自分だからこそ書けることで、他人が読んで何かしらの価値がありそうか?ということ。
- 他の人にアドバイスできるほど好き、詳しい
- 悩んでいたことをこの方法で解決できた
- 実際に商品やサービスを使ってみてどうだったか
体験や経験を元に、その情報を求めている人にアドバイスできる=価値提供できることは何なのかを考えて記事にできるネタを選びましょう。
自分だからこそ書けること=「独自性」「専門性」があるなら書く価値あり
実際にこれで悩みが解決した、やってみて使ってみたどうだったかという自分自身の体験に基づいた情報(一次情報)、詳しい人の意見は、読者にとって有益なだけでなく「独自性」「専門性」という観点からSEO評価も高まります。
書きたいネタに収益性があるかを確認する
1年間ブログを続けてみて、記事を書きはじめるときに一番大事だけど抜けやすい部分がこれだなと思います。
書きたいことが見つかったときに必ず考えたいのは「その記事を書いて収益につながるのか」ということ。
次の項目に出てくるキーワード選定はSEOの勉強をして意識している方が多いと思いますが、アフィリエイトで稼ぎたいなら絶対に必要なのが「この記事で何を売るか」という視点。
例えば私のブログの失敗談でいうと、子ども向けのおやつレシピの記事をいくつか書いているんですが、キーワード選定で狙ったキーワードで検索1位をとりアクセスがあるにも関わらずアフィリエイトするものが何もなく収益は0・・・
書きたいことはいろいろあると思いますが、せっかく時間と労力をかけて書いても収益につながらなかったらもったいないですよね?
まずはそのネタに収益性があるかを確認しましょう。
キーワード選定をする
書くネタが決まったら、次にするのがキーワード選定。
キーワード選定とは、実際に検索されているキーワードとその月間検索数(検索ボリューム)を調べて、検索需要があるキーワードを洗い出し、その中から上位表示させたいキーワードを選ぶ作業です。
勘違いしている方が多いのが、こういったやり方↓
- 「このキーワードで検索されるでしょ」とキーワードを自作する
- いろんなキーワードを狙って1つの記事に詰め込む
実際に検索需要があるかどうかは感覚ではなくツールを使って調べましょう!
欲張って1記事にいろいろキーワードを入れると結局どのキーワードでも上位表示されません。
1記事1キーワードが基本!
私の場合、キーワード選定に使うツールは下の2つ。
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
ラッコキーワードで、自分が書きたいメインキーワードに対するサジェストキーワード(Googleで検索したときに予測変換のように出てくるキーワード)を調べて、キーワードプランナーでそれらのキーワードの検索ボリュームをまとめて調べることができます。
どちらのツールも無料で使えるので、まだ使ったことがない方はぜひ登録を◎
個人ブログで上位表示を狙いやすいキーワードとしては
- ロングテールキーワード:3~4語からなる複合キーワード、検索した人の知りたいことがイメージしやすい
- スモールキーワード:検索ボリューム100~1000(収益性が高そうなら10~100も)
このあたりが狙い目です。
競合調査をして上位表示できるかを判断する
先ほどのキーワード選定で選んだキーワードで「検索上位にいる記事=競合(ライバル)」をチェックする競合調査をします。
競合調査っていうと仰々しいですが、要はGoogleの検索窓に実際にキーワードを入れて見てみましょうってことです。
- 競合記事はどんな人が書いているブログ?どんな内容?
- 自分がその記事を書いて上位に上がってくる可能性がありそう?
を判断します。
実は最初の頃、この手順の重要性がわからず面倒で飛ばしていましたが・・・自分が狙うキーワードに対する「今現在のベストな答え」が検索1位または上位の記事なわけなので、ここをチェックして自分が書いた記事で戦えそうかをなんとなくでもイメージするのが大事!
■書いても上位表示は厳しいかなと思うパターン
- 検索上位(1ページ目)が公式サイトや通販サイト、公的機関や専門的なサイトで占められている
- 『allintitle+狙うキーワード』を検索して(全てのキーワードを含む記事のみ表示される)、検索結果が100件以上出てくる
こんな感じだと競合が強くて個人ブログの私が書いても検索上位に上がってくるのは厳しいな~ということで『書かない』判断をすることが多いです。
どうしてもサイト設計で必要な記事だったり、内部リンクで集客していく方法もあるので『絶対書きたい記事』はこの限りではありません。
検索する人の悩みが深いキーワードだったら何ページも深堀して記事を見つけてくれるかもしれないし・・・
このへんはさじ加減ですね。
■書く価値ありそうなパターン
逆に、検索上位が個人ブログばっかりだったり、Yahoo知恵袋の質問だったら自分の記事が上位表示される可能性大!
さらに検索ボリュームがそこそこあるのにallintitleで見ると検索結果10件以下なんていうお宝キーワードもかくれているので、ぜひ『allintitle』で調べるというひと手間もやってみてください。
ブログを書く手順②【実際に書く】
ここまでの準備で
- どんなネタで書くか
- どの検索キーワードを狙って書くか
が決まりました。あとは実際に書いていくだけ!
とはいえ、記事の作成もどんな手順でやっていけばいいのか最初のうちは難しいと思うので、私がブログを書くときの流れを一例として紹介します。
検索キーワードに対する答えを用意する
検索する人は必ず何かしら疑問や悩みがあって、それを解決するために検索しています。
検索キーワードに対して自分なりの「答え」をきちんと用意してから記事作成に取り組むと、読む人が必要な情報が得やすいだけでなく、自分にとってもゴールが決まっているので記事が書きやすくなります◎
特にブログ初心者の頃に陥りやすいミスが
検索キーワードに対して求められている答え(検索意図)からズレたことを延々と書いてしまうこと
自分が書きたいこと、伝えたいこと優先になってしまう気持ちもすっごくわかるんですが、検索意図からズレた内容になってしまうと
- 読者に「自分の悩みを解決できる記事」だと認識してもらえず、記事から離脱、もちろんアフィリエイトリンクもクリックされない
- 狙った検索キーワードで上位表示されないのでそもそもアクセスが来ない
という残念な結果になってしまいます・・・
ひとつの検索キーワードに対して「答え(=結論)はこれですよ」とはっきりわかる記事にしましょう。
ここからは実際に記事を書いていきます。
いろんな手順があると思いますが参考までに。
タイトルを決める
まずは仮でいいのでタイトルを付けちゃいます。
私が意識しているのは下の2点。
SEOの観点から、タイトルに検索キーワードが漏れなく入っていることが超重要!!
ただキーワードを羅列するだけだと何の記事か意味がわかりにくい場合も・・・
そういう場合は無理に左詰めにせず、最低限Googleの検索画面で表示されるタイトル(約27文字)に収まるように意識するとよいです◎
文字数は32文字程度が良いとされていますが、私は記事の内容が伝わるよう情報を入れたいので36〜40文字に落ち着くことが多いかな。
タイトルは上位表示されるか、実際にクリックされるかどうかが決まるめちゃくちゃ重要な要素なので、記事を書きながら〜投稿前までちょっとずつ推敲していきましょう。
見出しを書く
本文をいきなり上から順に書き始めるより、見出しを先に作って骨組みを作ると記事が書きやすくなります。
話が脱線して何のこと書いてたかわからなくなるあるあるも防止。笑
タイトルと同様にSEO対策として重要なのが大見出し(=H2見出し)
H2見出しには出来るだけ狙った検索キーワードを入れていきます。
H3見出しは内容をわかりやすく伝えるのが優先なので、キーワードは無理に入れなくても大丈夫です。
タイトルと見出しだけ見ればなんのことを書いていて結論が何なのかがざっくりわかるのが理想!
本文を書く
次に本文を書いて記事を完成させます。
- リード文(最初の見出しまでの導入文)から書く
- 見出しの中の文章を埋めていく
など、あなたの書きやすいところから書いていけばOKです◎
私も記事の内容によってどこから書くか定まってないですが、商品レビューなど一次情報メインの記事が多いので、最初に写真をバーッと入れていくとそのあと文章が埋めやすく、リード文は重要度が高く難しいので後回しにすることが多いです。
読みやすく装飾をする
- 文字装飾(太字、アンダーライン)
- ボックス(吹き出し、リストなど)
- 画像
を使って記事全体を見やすく整えます。
自分が読者の立場で考えたらわかりますが、ブログってめちゃくちゃ読み飛ばされます。
大事なところを装飾して目立たせたり、文章ばかりにならないよう程よく画像を入れることで読みやすさアップして離脱を防ぎましょう。
私は本文を書きながらその都度装飾までやることが多いですが、文章執筆と分けてあとからまとめて装飾するなどやりやすい方法で◎
アフィリエイトリンクを貼る
記事を書き終えたら、アフィリエイトリンクを適切な場所に貼っていきます。
記事書きながらだと二度手間になったりするので、最後に一度にやるのが効率がいいかなぁと思います。
私もまだまだ勉強中なので参考程度に見てください!
アイキャッチ画像を作成する
最後にアイキャッチ画像を作ります。
もちろん後から差し替えもできるので時間をかけすぎずサクッとわかりやすい画像を作って載せちゃいましょう。
文字入れやイラストを使って編集したい場合は「Canva」が初心者でも使いやすくおすすめ!
基本的にはご自由にですが、ブログ全体でアイキャッチのサイズは統一しておきましょう。
投稿に関する設定をする
ここまでできたらあとは投稿するだけ!
最後に記事投稿に関する設定をいくつか行います。
パーマリンクを設定する
パーマリンクと呼ばれる、記事ごとのURLを設定します。
そのままで投稿すると日本語の記事タイトルURLの後ろに入ってしまうので、適当な英語やローマ字表記でもいいので必ずアルファベット表記に変えましょう。
あとでアクセス分析などをする際に自分が見て「この記事だ」とわかった方が便利なので、最低限記事の内容を表したパーマリンクにしておくのがおすすめ。
カテゴリー・タグを設定する
カテゴリー、タグを設定します。このあたりはあとからでも全く問題はないです。
投稿+インデックス登録リクエスト
公開ボタンを押し、これで記事の投稿完了です!
少しでも早く記事がGoogleに登録されるためにサーチコンソールでインデックス登録リクエストを行うところまでセットでやります。
ブログが育ってくると割とすぐ登録されるようになるんですが、特に最初のうちはなかなかインデックスされず検索結果に載るための土俵に立てないので・・・
大した手間じゃないのでやりましょう!
収益化ブログの「記事を書く手順」12ステップのまとめ
ブログを書く手順について、
- 準備:記事ネタの決め方、キーワード選定、競合調査
- 実際に記事を書く
2つの段階に分けて解説しました。
全12ステップをまとめると
ざっくりとですが、収益化ブログはこんな感じの流れで書けばいいんだな~とイメージしてもらえたかと。
ブログは、収益化方法・集客方法・ジャンルなどの違いでその人に合ったやり方はさまざま。
まずはどんどん記事を書いて、失敗も重ねつつ自分に合ったやり方を見つけていくしかありません。
「書き方がわからない・・・」でつまずいてしまっている方に、この記事で「まずはこんな感じで書いてみよう」と一歩踏み出すお手伝いができれば嬉しいです!
コメント
とても参考になりました✨
特に書きたい記事ではなく
収益化できるか?答えを一つ決めて脱線しないようにする。などとても勉強になりました。
1記事一つのキーワード
答えは一つ
読者ファーストで効率的な記事の書き方がキートスさんらしくて好感度高い記事でした。
この記事が、たくさんの初心者ブロガーに読まれれることを願ってます。
左官屋おやじさん、ありがとうございます!
もちろん書きたい記事で収益化できたら一番いいんですが、売れるもの、アフィリエイト案件がない場合だとどんなにいい記事でも稼げないんですよね・・・
「この記事はこのキーワード」とはっきりさせて検索意図を満たして書いていくのが大事かなと思います◎
嬉しい感想いただき感激ですー!
私もまだまだなので勉強しながらお役に立てる記事を書いていけたらと思います^^